札幌ドームでは、ご来場いただくお客さまのイベント前やイベント中のお食事やお飲み物など、ドームでの楽しみが広がるスタジアムグルメを提供しているほか、様々なグルメ企画を実施している。
今回は、品揃えや衛生管理、収支管理など多岐にわたる飲食事業の中から、お弁当の販売管理や、お客さまのアイディアを募集する今年初開催の企画「札幌ドームグルメプロデュースグランプリ」を担当する種市に密着し、弁当販売管理の難しさややりがい、本企画の考案に至った想いなどを紹介し、札幌ドーム飲食事業の裏側に迫る。

▲売れ行きを確認

▼スタッフにヒアリング

お弁当の販売管理は
ジレンマとの闘い

札幌ドームで販売されているお弁当は20アイテム以上あり、その日のイベントや開催時間、ご来場されるお客さまの世代などに合わせて、その日販売するアイテムを決定している。また、仕入数量は、来場見込数や過去実績、その日の天候、先発投手などの様々な状況から予測し決定するが、これらを担当するのが、種市の仕事。
多い時には数千個のお弁当を仕入れることになるが、想定よりもお客さまが少なかった場合は売れ残ってしまう。

▲売れ行きを確認

『たくさん売れ残ることもありますけど、お弁当を買いたいと思ってくれたお客さま全員に提供ができたと思うようにしています。動員予測は非常に難しくて、1000人ずれるだけでも販売個数が大きく異なります。
売れ残りが多いと売上はマイナスになるので当然避けたいところですが、一方ですぐに売り切れてしまうと、せっかくお弁当を買おうと思ったお客さまにお弁当を提供できないという、どっちに転んでもよくないジレンマに陥るんです。
ちょうどいい数って本当に難しいです。
だから、開場時刻から試合前のお弁当がよく売れる時間帯は、お弁当販売所に足を運び、お客さまの反応や売れ行き、販売傾向などを確認するため場内を巡回したり、販売スタッフにヒアリングをするなど、経験を積むようにしています』

▲スタッフにヒアリング

▲試食会の様子

▲容器の種類も様々

「安全・安心」と
「美味しい」の両立を目指して

札幌ドームでは年に一度、お弁当をリニューアルしている。
お弁当製造事業者さまとは、前年の9月ごろから打ち合わせを重ね、来シーズンどのようなお弁当を販売していくか検討する。

▲試食会の様子

▲容器の種類も様々

『お弁当製造事業者さまとは、美味しくて、彩りが豊かで、見ても食べても楽しめるお弁当にすべく、何度も打ち合わせや試食会を重ね、次の1年間販売できる商品を決定します。 そして何より大事なことが、安全・安心なお弁当であることです。
シーズン中でも定期的に工場検査を行ったり、衛生検査を行ったりするのはもちろん、必ず“検食”といって、実際に私たち社員がその日販売されるお弁当の中身を見て盛り付けに問題がないか、匂いを嗅いで問題ないか、試食して美味しくて安全なものであるかを毎回全種類確認しているんです。
“安全・安心”と“美味しさ”を両立させること、当たり前のことですが私たちにとっては一番大切なことだと思っています』

コンサドーレ戦や
ファイターズ戦限定の
お弁当も紹介!

スタジアムグルメで
お客さまの楽しみが広がるように

種市はお弁当のほかにも、グルメガイドの制作や場内飲食売店のグルメフェアなども担当し、お客さまに飲食を通して楽しんでいただけるよう日々アイディアを絞っている。

コンサドーレ戦や
ファイターズ戦限定の
お弁当も紹介!

『グルメガイドや館内ポスター、グルメマップを制作しています。札幌ドームにはたくさんのグルメ商品がありますが、どうしてもいつも同じようなものを買ってしまうという方って多いと思うんですよね。 札幌ドームにこんなグルメがあったんだ!とか、今度来たときは別なものを食べてみよう!とか思ってくれると嬉しいです。 また、コンサドーレ戦やファイターズ戦限定のグルメもあるので、ぜひ応援している選手のグルメを食べて応援にも熱を入れて欲しいです』

▲ポスター、リーフレットなど、館内あちこちに置いてあります。
ぜひお手にお取りください!

一石三鳥の肝入り企画
「グルメプロデュース
グランプリ」

札幌ドームでは初となる「札幌ドームグルメプロデュースグランプリ」も今秋から始まった。お客さまにアイディアを公募し、受賞アイディアは、来シーズンに商品化される企画だ。

◀ポスター、リーフレットなど、館内あちこちに置いてあります。
ぜひお手にお取りください!

『初の試みです(笑)お客さまに直接「どんなグルメが食べたいですか?」と伺う機会もあまりなかったこともあり、それだったら食べたいものを募集したらどうかな?と思ったのがきっかけです。
お客さまのニーズも知れて、アイディアもいただけて、そして商品化することでお客さまにご満足いただける、一石三鳥ぐらいの企画だと自負しています。
11/10まで募集しているので、ぜひご応募ください!』

商業部 飲食事業課

札幌ドームのイベント開催時になくてはならない場内飲食売店やレストラン・お弁当販売の管理運営、グルメフェアなどの企画を担当。

種市 桃子

札幌市出身。大学時代は東京で勉学に励む傍ら、アルバイトで貯金しバックパッカーとして世界中を旅した。大学卒業後、2015年に新卒で入社以来、飲食事業課で、お弁当の販売管理、グルメフェアの立案、グルメガイド制作などを担当している。